note攻略 宣伝・告知

noteで宣伝はどこまでOK?規約の線引きと読者に嫌われない告知の書き方

宣伝の線引き

noteで宣伝は禁止されていない。禁止されているのは「宣伝しかない記事」だ。

規約の境界と、読者に嫌われずに商品へつなぐ書き方を整理します

📋 この記事でわかること

  • 自分のサービス告知はOK、他社商品の広告はNGという基本構造
  • 宣伝のOK・NGを判断する早見表
  • 宣伝色が強い記事が伸びない、アルゴリズム上の理由
  • 読者に嫌われない告知記事の構成テンプレート
  • note proや法人利用(商用利用)の位置づけ

結論からお伝えします。noteでは自分の商品・サービス・イベントの告知は問題なく行えます。禁止に近い扱いになるのは、他社商品のASPアフィリエイト、実体の不明な商材の紹介、そして「宣伝リンクを置くこと自体が目的」の記事です。つまり境界線は「宣伝しているかどうか」ではなく、「記事として読者に価値を提供しているかどうか」にあります。この記事では、規約の考え方をもとにOK・NGを整理したうえで、宣伝が読者に受け入れられる書き方と、逆に避けられてしまう構成の違いを具体的に示します。

この記事の前提

規約やガイドラインは改定されます。ここでは公開されている情報から読み取れる考え方を整理していますが、実際の運用前には必ずnote公式の利用規約とコミュニティガイドラインで最新の記述を確認してください。判断に迷う運用は、そもそも避けるのが安全です。

結論:自分の宣伝はOK、他社広告はNG

noteの収益構造を理解すると、この線引きは自然に見えてきます。noteはクリエイターの売上に対する手数料で成り立っており、クリエイターが自分の商品を売ること自体は歓迎される行為です。一方、外部のASP広告で稼がれてもプラットフォームには何も還元されず、しかも広告目的の記事が増えると読者体験が損なわれます。

宣伝の対象 扱い 条件
自分の有料記事・メンバーシップ ○ 推奨される note内の正規の導線
自分のサービス・講座・制作物 ○ 問題なし 記事として価値があること
自分のイベント・オンライン会 ○ 問題なし 同上
自分のブログ・SNS ○ 問題なし 誘導だけの記事にしない
他社商品(ASPアフィリエイト) × 原則NG
他社商品(Amazonアソシエイト) ○ 条件付き 文脈に沿った紹介・PR表記
実体不明な高額商材 × NG

※ アフィリエイトの詳細な線引きはnoteでアフィリエイトはできる?の記事で解説しています。

規約から読み取れる判断基準

noteの利用規約やコミュニティガイドラインは、細かい行為を一つひとつ列挙する形ではなく、「読者との信頼」を軸にした考え方を示しています。ここから導ける実務的な判断基準は3つです。

  • 1
    その記事は独自の価値を持っているか——他人のコンテンツの再利用ではなく、自分ならではの情報が入っているか。宣伝を含んでいても、記事として成立していれば問題視されにくくなります。
  • 2
    誠実な情報提供になっているか——誇大な表現、効果の断定、不都合な条件の隠蔽がないか。金銭が絡む記事ほど厳しく見られます。
  • 3
    リンクを外しても記事が残るか——リンクを削除したときに何も残らないなら、それは記事ではなく広告です。この自己チェックがもっとも実用的です。

3秒でできる判定

書き終えた記事から、商品へのリンクと商品名をすべて消してみてください。それでも読者にとって役に立つ内容が残っているなら、宣伝を含んでいても問題ありません。何も残らないなら、記事の中身を足す必要があります。

宣伝色が強い記事が伸びない構造的な理由

規約に触れなくても、宣伝が前面に出た記事は読まれません。これは感覚の問題ではなく、noteの仕組みに理由があります。

理由1:アルゴリズムが一次情報を優先する

noteは、人による一次情報・体験の記録・作品を優先的に推すと説明しています。逆に、新規性のない大量生成記事は推されません。商品説明を並べただけの告知記事は、この評価軸で不利になります。おすすめやタイムラインに載らなければ、そもそも読まれる機会自体が発生しません。

理由2:読者が「売られている」と感じた瞬間に閉じる

noteの読者は、記事を読みに来ています。広告を見に来ているわけではありません。冒頭から商品名が並ぶ記事は、数秒で離脱されます。滞在時間の短さは、さらに評価を下げる方向に働きます。

理由3:信頼の蓄積という前提が崩れる

noteは書き手個人への信頼で購入が起きる場所です。宣伝記事を連投すると「この人は売りたいだけ」という認識が形成され、その後にどんな良い記事を書いても届きにくくなります。短期の告知のために、長期の資産を削っている状態です。

構成 読者の反応 結果
冒頭から商品説明 「広告か」と離脱 滞在時間が短く、評価も下がる
体験談の中で自然に触れる 最後まで読む 興味を持った人だけがリンクを踏む
本編+末尾に案内 本編で満足し、案内も見る 反発なく成約につながる

嫌われない告知記事の構成テンプレート

イベントやサービスの告知そのものを目的にする記事も、書き方次第で読まれます。次の構成を使ってください。

告知記事の6ブロック構成

  1. なぜこれを作ったのか——自分が困った経験、周囲から相談された内容から始める
  2. 課題の整理——読者が抱えている問題を言語化する(ここが本編)
  3. 今回の提供物の概要——何が手に入るのかを事実ベースで書く
  4. 向いている人・向いていない人——正直に除外条件を書く。これが信頼を作る
  5. 価格と条件——曖昧にしない。金額・期間・人数を明記する
  6. 参加しない人にも残るもの——記事単体で持ち帰れる情報を最後に置く

特に4番目と6番目が効きます。「向いていない人」を明記すると、読者は誠実さを感じ取ります。そして6番目があることで、購入しなかった読者にも価値が残り、次の記事を読んでもらえます。

やってはいけない告知の書き方

  • 「残りわずか」「今だけ」を根拠なく繰り返す
  • 効果を断定する(「必ず」「絶対に」「誰でも」)
  • 不安を煽ってから商品を出す構成
  • 価格を最後まで書かない、または分かりにくく書く
  • 同じ告知記事を短期間に何本も投稿する

本文中で自然に商品へつなぐ4つの型

告知専用記事ではなく、通常の記事の中で商品に触れる方法です。こちらのほうが読者の抵抗が少なく、継続的に機能します。

  • 型1
    解決策の一つとして挙げる——課題への対処法を複数示し、その中の1つとして自分の提供物を置きます。他の選択肢も正直に紹介するのがポイントです。
  • 型2
    深掘りの入口として置く——記事で全体像を説明し、「具体的な手順はこちらにまとめています」と有料記事へつなぎます。
  • 型3
    実績の文脈で触れる——「この方法を講座でも扱っていて、参加者から〇〇という声がありました」という形で、事例として自然に登場させます。
  • 型4
    記事末尾に静かに置く——本編とは切り離し、末尾に「関連する提供物」として案内します。もっとも抵抗が少ない形です。

いずれの型でも共通するのは、本編が独立して価値を持っていることです。本編が薄いまま導線だけ作っても、読者はそこまでたどり着きません。

▶ 自分の商品へつなぐ前に、そもそも読まれる状態はできていますか?
流入と動線の設計を、詰まりの原因別に整理しています。

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商用利用とnote pro・法人アカウント

企業や個人事業として本格的にnoteを使う場合、note proという法人向けのプランがあります。通常のnoteとは別に専用の利用規約が設けられており、独自ドメインの利用やデザインのカスタマイズといった機能が提供されます。

利用形態 できること 向いているケース
通常アカウント(個人) 記事投稿・有料販売・メンバーシップ 個人の発信、副業、フリーランス
通常アカウント(事業利用) 同上。自分の事業の告知も可能 個人事業主、小規模事業
note pro 独自ドメイン、デザイン調整、分析機能など 企業・団体のオウンドメディア

重要なのは、個人事業の告知に note pro が必須ではないという点です。通常アカウントのままでも、自分のサービスを紹介すること自体は可能です。note proが必要になるのは、企業のブランドサイトとして運用したい、独自ドメインで自社の資産にしたいといった要件が出てきた段階です。

外部リンクの扱いと埋め込みの仕様

自分のブログやSNS、予約ページなどへリンクを貼ること自体は問題ありません。ただし注意点があります。

誘導だけの記事にしない

要約だけ書いて「詳細はブログで」と飛ばす構成は、読者にとって不親切であるうえに、誘導目的の投稿と判断される余地を残します。note上の記事が単体で完結していることが前提です。

埋め込みリンクは相手に通知が届く

note内の他の記事を埋め込み機能で紹介すると、紹介された側のクリエイターに通知が届きます。単なるURLのテキストリンクでは通知されません。他のクリエイターの記事を紹介したいときは、埋め込みを使うと相手に気づいてもらえるという実務的な違いがあります。

外部リンクを置くときの流れ

  1. 読者の課題を提示する
  2. 記事内で解決策の本筋を書き切る
  3. 「さらに詳しく知りたい人向け」として外部リンクを置く
  4. リンク先で何が得られるかを1行で説明する

SNSでの告知は分けて考える

note上の宣伝規約とは別に、SNSでの告知は自由度が高く、しかも効果的です。特にXとnoteの相性は良好で、note内アルゴリズムに依存しない流入経路になります。

反応が取りやすい告知の型

  • 記事の中でもっとも刺さる部分だけを1〜2文で切り出す
  • 「続きはnoteに書きました」という流れでリンクを添える
  • 画像を添える(テキストだけより視認性が上がる)
  • コメントには可能な範囲で返信する

投稿する時間帯も影響します。一般的に反応が集まりやすいのは、朝の7〜9時、昼の12〜13時、夜の20〜22時といった生活の区切りの時間帯です。ただしフォロワーの生活パターンによって最適解は変わるため、いくつかの時間帯で試して比較してください。

宣伝で稼ぐならブログ側という選択

ここまで見てきたとおり、noteでの宣伝は「自分の商品」に限られます。他社商品を紹介して報酬を得るモデルは、ASPリンクが原則使えないため実行できません。「紹介できる商品はあるが、自分の商品はない」という場合、noteだけで収益を作るのは構造的に難しくなります。

その場合は、商品紹介型の収益をブログ側に置くのが合理的です。アメブロなら初期費用ゼロでASPアフィリエイトが使え、コミュニティ機能によって初期の読者も集めやすくなります。具体的な進め方はアメブロアフィリエイト完全ガイド、集客から成約までの導線設計はアメブロのセールスファネル設計で解説しています。プラットフォームの選択で迷っている場合はアメブロvsNoteの徹底比較から確認してください。

告知の頻度とタイミングの設計

「何を書くか」と同じくらい重要なのが、「いつ・どれくらいの頻度で告知するか」です。同じ内容でも、頻度を誤ると一気に嫌われます。

投稿の種類 推奨する割合 役割
通常記事(一次情報・体験) 8割 読者を集め、信頼を積む
本文中で軽く触れる記事 1割強 存在を知らせる。抵抗が最も少ない
告知専用記事 1割弱 募集開始・締切前など、節目にだけ出す

告知を出すべきタイミング

  1. 提供物を新しく作ったとき(募集開始)
  2. 内容を大きく更新したとき(加筆・特典追加)
  3. 締切や定員が近づいたとき(事実として書ける場合のみ)
  4. 参加者の成果や感想が集まったとき(事例として紹介)

逆に、特に理由がないのに「まだ空きがあります」と繰り返すのは逆効果です。売れていない印象を与えるうえに、読者のタイムラインを圧迫します。告知は節目にだけ、通常記事の中では軽く触れる。この配分を守るだけで、宣伝に対する反発はほとんど起きなくなります。

まとめ:宣伝の可否ではなく、記事の価値で判断される

noteでの宣伝は禁止されていません。問題になるのは、記事としての価値がないまま宣伝だけが存在する状態です。逆に言えば、本編がしっかりしていれば、自分の商品を紹介しても読者は離れません。

宣伝を含む記事のチェックリスト

  1. 商品名とリンクを消しても、記事として成立するか
  2. 効果を断定する表現を使っていないか
  3. 向いていない人・条件を正直に書いたか
  4. 価格や条件を明確に提示したか
  5. 報酬が発生するリンクにPR表記を入れたか
  6. 同じ告知を短期間に連投していないか

宣伝を怖がって何も告知しないのは、読者にとっても機会損失です。良い提供物があるなら、正しい形で伝えてください。読者は「売られること」ではなく「雑に売られること」を嫌っています。

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FAQ|noteでの宣伝についてよくある質問

Q. 自分のサービスをnoteで宣伝しても大丈夫ですか?

問題ありません。自分の商品・サービス・イベント・講座などの告知は、noteで通常に行われています。注意すべきなのは記事の中身で、宣伝しか書かれていない記事や、誇大な表現を含む記事は評価が下がります。判断基準としては「商品名とリンクを消しても記事として成立するか」を確認してください。成立するなら、宣伝を含んでいても問題になりません。

Q. 告知記事ばかり投稿すると問題になりますか?

規約違反として即座に処分されるとは限りませんが、実質的に不利になります。noteは一次情報や体験の記録を優先的に評価すると説明しており、告知記事の連投は推されにくくなります。また読者からも「売りたいだけの人」と認識され、フォローが伸びません。目安として、告知は全体の1〜2割にとどめ、残りは読者にとって価値のある記事にするのが健全です。

Q. 自分のブログへのリンクは貼っていいですか?

貼れます。ただし、note記事が誘導のためだけに存在している場合は問題視される余地があります。要約だけ書いて「続きはブログで」と飛ばす構成は避け、note上の記事が単体で完結するようにしてください。そのうえで「さらに詳しく知りたい人向け」として外部リンクを置く流れなら、読者にも親切で、規約上のリスクも下がります。

Q. note proは個人でも必要ですか?

個人の発信や個人事業の告知であれば、通常アカウントで十分です。note proは企業・団体がオウンドメディアとして運用するためのプランで、独自ドメインの利用やデザインのカスタマイズ、分析機能などが提供されます。専用の利用規約も別に定められています。ブランドサイトとして運用したい、独自ドメインで自社の資産にしたいという要件が出てきた段階で検討するものです。

Q. 「今だけ」「残りわずか」といった表現は使えますか?

事実であれば使えますが、根拠のない限定表現は避けてください。実際には期限がないのに「今だけ」と書く、在庫があるのに「残りわずか」と煽るといった行為は、誇大表示として問題になりえます。景品表示法の観点でもリスクがあります。期間や人数を限定するなら、実際にその条件で運用し、記事にも具体的な日付や数を明記してください。

Q. 他のクリエイターの記事を紹介するときの注意点は?

埋め込み機能を使うと、紹介された側のクリエイターに通知が届きます。単なるURLのテキストリンクでは通知されません。相手に気づいてほしい場合は埋め込みを使うとよいでしょう。ただし、通知を目的に無関係な記事を大量に埋め込むような使い方は、相手にとって迷惑になります。あくまで文脈に合った紹介にとどめてください。

Q. 有料記事の中でなら自由に宣伝できますか?

有料部分にも同じ規約が適用されます。「お金を払った人しか見ないから」という理由で緩和されることはありません。むしろ、対価を払って読んだ先が宣伝だった場合、読者の失望は大きく、返金申請や評判の低下につながります。有料記事で提供すべきは、宣伝ではなく読者が求めている中身そのものです。

Q. 宣伝を含む記事にPR表記は必要ですか?

自分の商品の告知であれば、それが自分のものだと明らかなので特別な表記は不要です。表記が必要になるのは、第三者から報酬や商品提供を受けている場合、そしてアフィリエイトリンクなど成果報酬が発生するリンクを含む場合です。この場合は記事の冒頭付近など、読者が見落とさない位置に明記してください。ステマ規制は法令の問題なので、判断に迷うなら表記する側に倒すのが安全です。

Q. SNSでnoteの記事を宣伝するのは効果がありますか?

効果があります。特にXとnoteは読者層が重なるため、記事の一部を切り出して投稿し、続きをnoteで読ませる流れが機能します。note内アルゴリズムに依存しない流入経路を持てるという意味でも重要です。投稿する時間帯は、朝7〜9時、昼12〜13時、夜20〜22時といった生活の区切りが反応を得やすい傾向にありますが、フォロワーの生活パターンによって変わるため、複数の時間帯で試して比較してください。

Q. 宣伝すると読者に嫌われませんか?

読者が嫌うのは「売られること」ではなく「雑に売られること」です。本編に価値があり、価格や条件が明示され、向いていない人まで正直に書かれている告知は、むしろ好意的に受け取られます。逆に、不安を煽って商品を出す、価格を最後まで隠す、効果を断定するといった手法は確実に嫌われます。誠実さは、長期的には最も効率のよい売り方です。

アメプレスラボ編集部

AMEPRESS LAB EDITORIAL TEAM

アメブロ・note・WordPressを実際に運営し、それぞれの収益構造を数字で検証しているチーム。プラットフォームごとの得意・不得意を踏まえた、宣伝色に偏らない実践情報の発信を続けています。